サラリーマンの収入が増えない2つの理由 | 努力は無駄？

この記事のタイトルを見て
不快な気分にさせてしまったのでしたら
申し訳ありません。

 

ですが、家族や夢のために収入を増やそうと
頑張っているあなたの目に留まるように
敢えてこのような記事タイトルにしました。

 

実は、あなた個人が努力して成果を上げても
あなたの給料はほとんど変わらないのです。

 

具体的には、月収35万円なら
平均1万3千円以下しか増えません。

 

なぜこんなことになっているのか。

 

その理由は、会社があなたの給料を決める際、
あなた個人の業績をほぼ評価しないからです。

 

 

問題は基本給の中身にある

ご存知の通り、給料から、残業代や手当を除くと基本給が残ります。

 

この基本給がどのような要素で決まるのか、
またどの要素が重視されているのかを
以下の表が示しています。

 

年齢・勤続年数等 9.8%	職務内容とは直接関係のない、 年齢、勤続年数など属人的な諸要件に基づくもの
職務内容・職務遂行等 38.7%	職務・仕事内容や労働者の職務遂行能力等、 属人的な諸条件に関係なく同一労働・同一賃金の観点に立つもの
業績・成果等 3.7%	企業又は労働者個人の業績・成果に連動するもの
総合判断 47.8%	以上の３要素の総合的判断に基づくもの

 

令和元年賃金事情等総合調査結果より引用

 

ご覧の通り、
あなた個人の業績・成果はたった3.7%しか評価されていません。
（調査結果で最高値の薬品企業でも29.4%であり、他はほぼ10%以下です）

 

逆に、あなた個人と関係のない労働力は38.7%も評価されています。

 

つまり
私たちが受け取る給料は誰でもできる業務遂行能力によってほぼ決まり、
個人の成果はほとんど影響しないのですね。

 

よってあなたがいくら頑張って成果を出したとしても
基本給はほとんど変わらないのです。

 

昇任すれば収入が上がる。しかし…

 

「でも成果を出して昇任すれば基本給も上がるじゃないか！」
と思われたのかもしれません。

 

確かに昇任すれば収入は増えますし、
管理職になれば年収1,000万円を超えることも可能でしょう。

 

しかし当たり前のことですが
全員が管理職になれるはずがありません。

 

あなたの会社を思い出してください。

 

課長以上の方々は何歳でしょうか？

 

ほとんどの場合、
あなたもその歳にならなければ
昇任することはできません。

 

勿論、その年齢に達したからと言って
即昇任できるわけではありません。

 

例えあなた個人の能力が抜きん出ていたとしても、
人事、環境、運も絡んできます。

 

明らかに自分よりも成果を出していない人が
先に昇任することもあるでしょう。

 

つまり、
必死に頑張ったからと言って
必ずしも昇任して収入が上がるわけではないのです。

 

あなたが「自分を正当に評価してほしい」、「頑張った分だけ稼ぎたい」と
感じているのであれば
サラリーマンのままでは実現することは難しいと言えます。

 

朝から晩まで、休日も働いて成果を出したとしても
それに見合う収入面での見返りが少ないのですから。

 

「頑張っても変わらないから」と怠けていると…

「頑張っても給料が上がらないのなら、怠けても良いんじゃないの？」
と感じておられるかもしれません。

 

確かに今は問題ないかもしれませんが、
将来的に大きな問題があります。

 

結論から申し上げますと
安い労働力（外国人労働者やロボット）にあなたの仕事を取られる恐れがあります。

 

上記表でも示す通り、会社が重視しているのは
誰でもできる労働力です。

 

きつい表現になりますが、
将来、外国人労働者が増加し、ロボットのできる範囲が広がれば、
高い給料を貰っているのに誰でもできることしかできないサラリーマンは
リストラされるでしょう。

 

良いも悪いもなく、
そうしなければ会社は儲からないのですから。

 

最後に

まとめますと、
以下の2つの理由からサラリーマンで頑張っても収入面での見返りは少ないと言えます。

1. 会社が基本給を決める際、個人の業績をほぼ評価しない。
2. 基本給を増やす機会はどんどん減っていき、また運も絡む。

 

あなたがなぜ働き方としてサラリーマンを選んだのかを
知ることはできません。

 

しかし、世間で言われている以上に
サラリーマンとして生計を立てていくことは危ういと言えます。

 

であれば、リスク対策として、また、何より自分の人生を幸せに生きるために、
雇われずに自分でお金を稼げるようになることは当然のことではないでしょうか？

 

 

そのように考えられているかもしれませんが、
世の中には危険でもなく、難しくもない起業があるのです。

 

それはアフィリエイト。

 

アフィリエイトとは広告業の一種であり、
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（今はリタイアし、家族と自由気ままに生きています。）

 

とはいえ勿論、アフィリエイトで稼げるようになるには
多くの勉強や実践が必要です。

 

アフィリエイトを始めて数か月は赤字でしょう。

 

ですが、だからといって
サラリーマンに留まっていたらもっと危険であることは
既にお伝えした通りです。

 

わたしたちの人生は一度きり。
お金は取り戻せても時間を取り戻すことはできません。

 

もし頑張った分だけ稼ぎたい、
もっと安定した生活を送りたいと感じておられるのなら
数万円、数か月くらいチャレンジしても良いのではないでしょうか？

 

待っているだけの人たちにも何かが起こるかもしれないが、

それは努力した人たちの残り物だけである。

エイブラハム・リンカーン

 

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PS.
正直な話、
個人の業績や能力が給料にほぼ反映されないことを知ったとき、
私はゾッとし、また虚しくなりました。

 

なぜなら
私が働いていてやりがいを感じたのは
私だからこそできる仕事を通して
周囲の役に立てた時だからです。

 

そのために私は自分の得意なことを見つけ、
時間とお金を掛けてそれを磨き、成果を出しましたが、
会社はそれを重視しないのです。

 

会社が最も重視するのは
個人によらない、誰でもできることなのです。

 

ですが、会社からすると
この評価の重みづけは当然です。

 

どんなに利益を出してきたとしても、
怪我や病気、あるいは心を病んで働けなくなったサラリーマンは利益を生みません。

 

また、売上が悪くなれば、人件費を下げるために
サラリーマンを解雇する必要が出てきます。

 

表面上はどうあれ、
会社は必要に応じてサラリーマンをリストラするでしょう。

 

ですから会社が、サラリーマンの替えがきく事に重点を置くことは
ある意味当然の話です。

 

「自分がどんなに頑張っても、自分の代わりは居る」

 

私が、会社でサラリーマンとして働くことに
恐怖と虚しさを感じたのはこの点でした。

 

ですから、私は
一人でも楽しく無理なく生きていくこと
を選びました。

 

自分一人でも稼げるようになれば安心ですし、
自分の好きな事を好きなだけやりたいですし、
無理をすることなくのびのびと人生を送りたいからです。

 

こんなことを書くと世間一般から「わがままな奴だ」と言われるかもしれませんが、
嫌な事を嫌々続けても成果は上がらず、
当人だけでなく周囲も不幸になってしまいます。

 

それならば
好きな事、得意な事を最大限発揮できるような生き方を実現した方が
当人だけでなく周囲も幸福になれると信じています。

 

その最適な生き方は人それぞれであり、
偶々、私の最適な生き方はサラリーマンでは実現できない、というだけの話です。

 

あなたも是非、あなただけの最適な生き方を見つけ、
実現することを検討してみてください。

 

ここまで読んでいただき、どうもありがとうございました。